入れ歯の種類・料金

Type and price

当院で扱っている「入れ歯治療の種類・料金」についてご紹介いたします。

入れ歯の種類・料金

ミラクルデンチャー

ミラクルデンチャーの特徴

  • 金属のバネが見えにくい
  • 上あごを覆う部分が小さい上に、バネの本数が少ないため、使用感が良い
  • 残っている歯を守りやすい
  • ご自身の歯が1本、もしくはインプラントが1本あれば作れる

メリット

  • 上あごを覆う部分が小さく、食べ物本来の味わいを取り戻せる
  • 入れ歯でありながら、自分の歯かと錯覚するほどに軽い
  • 維持装置(入れ歯を固定するための金具)が前歯の部分でさえ目立ちにくく、他の人に入れ歯だと気づかれにくい
  • あくびやくしゃみ、大笑いをしても外れにくい
  • 入れ歯の床(しょう:歯ぐきに接する部分)の下に食べ物が入り込みにくい
  • 揺れている歯に装置をかけると、その歯の動きを小さくでき、歯の保護につながる

通常の入れ歯では、クラスプと呼ばれるバネを歯にかけたり、お口に触れる部分(床)の吸着力を利用したりしてお口に固定します。

しかしミラクルデンチャーの場合は、「キー」と「ロック」という2つの金具によって入れ歯を固定。歯の根元にこれらの金具をかけ、入れ歯を支えます。クラスプのように歯の圧迫感がなく、また、床部分の吸着力がなくても入れ歯を固定できます。そのため、入れ歯が浮いてくることがほぼありません。さらに上あごを覆う部分を小さくすることもできるので使用感が良くなり、違和感が少なく、味や温度を感じやすくもなります。

金具は、ごく限られた歯の根元につけるのみなので、ほとんど見えません。加えて、金具を歯の根元に装着することで、食べたときの入れ歯の動きで歯が揺さぶられることもなくなり、残っている歯を守りやすくなるという利点もあります。

デメリット

  • 一般の入れ歯とは脱着方向が異なるので、脱着には慣れが必要になる
  • 隙間なくフィットしているからこそ、歯磨きを怠ると虫歯になりやすい
  • 初めて入れ歯を使う方にとっては、やはり違和感があり、慣れが必要になる

ミラクルデンチャーの費用

1床
180,000~800,000円(税別)

治療のリスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る場合があります(削る量は個人差があります)。強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。型取りを行う際に出血を伴う可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。ご自身の歯が1本以上、もしくはインプラントが1本ある場合に対応できる入れ歯です。

ノンクラスプデンチャー(スマイルデンチャー)

金属のクラスプ(留め金)がない、シリコンを使って作る部分入れ歯です。

美しい見た目を重視していることに加え、薄く、そして軽い点が特徴。修理はできませんが、失われた歯の本数が同じであれば、無償で作り直しいたします。

メリット

  • 歯ぐきにやさしい
  • 痛みが生じにくい
  • 金属が見えず、審美性が高い
  • 薄く、装着時の違和感が少ない
  • 残った歯にかかる負担を抑えられる

デメリット

  • 自費診療であるため、高額になる
  • 修理できないものもある
  • 素材の寿命がさほど長くなく、場合によっては作り直しが必要になる
  • 洗浄には、専用の洗剤が必要になることがある
  • 残った歯の状態によっては使えない場合がある

ノンクラスプデンチャー(スマイルデンチャー)の費用

部分床(1床)
100,000~500,000円(税別)

治療のリスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯に負担がかかります。耐久性がやや劣るため、数年後に再作成が必要になる可能性があります。

金属床義歯

床(しょう:歯ぐきに接する部分)に金属を使用した、自費診療の入れ歯です。

メリット

  • 強度があり、薄く仕上げられる
  • 薄いため、装着時の違和感が少なく、飲食物の温度がわかりやすい
  • 汚れがつきにくい
  • 変形や破損が生じにくい

デメリット

  • 自費診療であるため、高額になる
  • 修理が難しい
  • 金属の種類によってはアレルギーが生じる場合もある
  • 取り扱っている歯科医院が限られている

金属床義歯の費用

1床
150,000~500,000円(税別)

治療のリスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。

保険の入れ歯

健康保険が適用される範囲内でお作りする入れ歯です。

メリット

  • 治療費がリーズナブルである
  • 短期間でお作りできる

デメリット

  • 使用できる素材や作製の方法に制限がある
  • 審美性にかける場合が多い
  • 装着時の安定が悪く、きちんと物を噛めないことがある

保険の入れ歯の費用

1床
4,000~15,000円(税別)